「きに」のグルメ・レストラン検索結果一覧

志摩市磯部町は、日本随一の養鰻場があったことでも知られる町。かつて伊勢へと続く街道筋にはウナギを名物にかかげた茶屋が数多く立ち並び、その味を競い合っていたといいます。天保年間創業の【川うめ】もそんな店のひとつ。旅館を営んでいた時代もありましたが、現在では周辺でも数少なくなったウナギ料理専門店として老舗の暖簾を守っています。そんな店で味わうべき一品は、４代目が考案したという『川うめ丼』。通常のうな丼とは異なり、ご飯の上に刻みのりと大葉を敷き詰め、短冊切りにしたかば焼きを盛りつけた名物です。ワサビを溶いた醤油をかけて味わえば、うな丼とはひと味違う、実にさっぱりとした味わいを楽しめます。

海に近い丘に半世紀以上根を下ろす【名代的矢かき料理 いかだ荘山上】。「名代的矢かき料理」をはじめ、伊勢志摩の海の幸をフルコースで堪能できます。3月11月は、特に予約が殺到する旬の季節。国内のみならず、海外からも多くの“牡蠣マニア・美食家”が集います。料理と美しい的矢湾の景観を楽しみに、毎年訪れる方も多数。コースには「活アワビ」「伊勢海老」「お造り」なども追加できる、特別な日のお祝いにも最適。結婚記念日、長寿祝い、デートなど、人生の節目に寄り添う温かいおもてなしを受けられます。自社養殖するブランド浄化牡蠣『伊勢志摩プレミアムオイスター』も絶品。歴史と最先端がもたらす“至極の贅”を体験できます。

伊勢外宮参道の途中にある和モダンな外観の店【いっしん】。地元三重の豊かな海の幸や、誰もが知る「松阪牛」のほか「三重豚」「赤鶏」など、地元産の食材にこだわった料理を出している居酒屋です。メニューは刺身、焼物、揚げ物、蒸し物、ご飯物から麺類に至るまで実に多彩。若い方から年配の方まで、誰もが食事を楽しめます。人気の品は、新鮮な色とりどりの魚介が目にも楽しい『海鮮玉手箱』や、たたき風に焼いたボリュームたっぷりの松阪牛に自家製のタレをかけた『松阪牛ステーキ丼』など。地元にお住いの方だけでなく観光で伊勢を訪れた方でも、気軽に立ち寄って三重特産の魚介や肉を味わうことができる、気さくな雰囲気の店です。

元公邸料理人の平石氏がつくる本格的な料理を、肩肘はらずにリラックスして楽しめる【Shima フレンチ食堂 norpoL】。客席間のスペースををたっぷりとった居心地よい店内は明るい雰囲気で、カウンター席に座れば気さくな平石シェフとの会話も楽しめ、キッチンライブも覗けます。地元産の食材をにメイン使った季節の逸品がアラカルト、またはコースでコストパフォーマンスよく味わえ、ランチコースも2種類を用意。料理に合うワインはフランス産から国産まで幅広く揃えており、グラスワインは450円とかなりリーズナブル。デートや女子会、ランチ会や子連れでの家族での夕食会、大切な人へのおもてなしに、さまざまなシーンで利用したい一軒です。

伊勢自動車道路玉城I.C.から1つ目の信号を左折し、8km北上（15分）、ぎゅうとら明和店から約1km先左側にある【中華ダイニング　凛香】。都内本格中華料理店で37年勤め、調理総括となった料理人が、食材にもこだわって調理した本格中華料理を味わえます。ランチは、3種類のランチとランチコースがあり、食後に中国茶を追加して、ゆったり過ごすママ会やランチ会での利用も人気。また、夜は、単品のメニューと好みに合わせて調整も可能なコース料理が用意され、気軽な飲み会から、お祝いの席や法事、歓送迎会や忘・新年会など様々な宴会に利用できます。店内は座敷席とテーブル席があり、幅広い目的と年齢層に対応できるとっておきのお店です。

伊勢神宮の外宮の参道沿いに、ひときわ目を引く白壁と赤い瓦屋根。大正12年築、古くは逓信省の山田郵便局電話分室として使われていた建物が、伊勢で最も古いフレンチレストラン【Bon Vivant】の舞台。ただし、その魅力は歴史的建造物が醸し出す雰囲気だけではありません。シェフ自ら地元の生産者と向き合い、見つけ出した食材で仕立てる料理こそこの店が長きに渡り愛される所以。伊勢エビ、松阪牛、ヨシエビ、ヒラマサ、トマトなど、例を挙げれば切りはありませんが、シェフの感性と技術を落とし込まれたひと皿ひと皿には伊勢の食材の魅力がたっぷりと詰まっています。シェフの郷土愛に満ちた、まさに“伊勢フレンチ”と呼ぶに相応しい一軒です。