創業昭和13年。東京の玄関口の八重洲で、地元の人に愛され、故郷から遠く離れた労働者や学生を、そして観光客を、温かく包み込んできた居酒屋です。二代目を継ぐ北島正雄さんは、「こういうところだからゆっくりというわけにはいかないけれど、気軽に立ち寄って和やかに飲んで、明日への活力にしていただけたら」と話します。酒は全国の銘酒41種類。肴は『くさや』、『しめ鯖』『おでん』といった定番がメイン。戻り鰹など季節のいいものが入ったときは日替わりの肴が登場することもあるそう。小さなテーブル席とどこか懐かしい背もたれのれない椅子が、隣の人との距離を自然と近づけ、初対面同士でもつい酒を酌み交わしたくなります。