テーマは「心地良いちぐはぐ」。「木と石、不揃いの椅子、一部を和柄の壁紙にするなど相反するものでもバランス良くミックスすることで居心地が良くなる」とオーナーシェフの木和也さん。料理も然り。フォン(だし)を丁寧にとるなど伝統を大切にしつつ、独自に編み出した革新的な技法をプラスして食感や味わいで驚かせてくれます。また、レストランとビストロの2つの顔を持っているのも画期的。テーブル席は前菜500円、メイン2,000円前後のアラカルトでカジュアルに、カウンターは完全予約制で木シェフの才能を余すところなく味わえるコースで提供。フレンチに馴染みがない人も行き慣れている人も、楽しませてくれる懐の深いお店です。