「ミシュラン」のグルメ・レストラン検索結果一覧

例えば、広島在住の知人に【日本料理　児玉】を紹介されたら、きっとそれは「あなたは大切なお相手です」を言われたようなもの。ミシュラン広島ガイドで2つ星を獲得したこの店で味わえるのは、旬の地場食材を軸とした正統派の日本料理。四季の移ろいを切り取ったかのような華やかな逸品の数々を、店主の児玉さんの家族が切り盛りする温かな店内で気兼ねなく楽しめます。料理はおまかせのコースのみ。丸二日かけて煮込んだ『子持ち鮎の甘露煮』や、仕上がりに3日かける『栗の渋皮煮』などの前菜からも、児玉さんのきめ細やかな仕事ぶり、料理に対する真摯な姿勢が伺えます。なおディナーは1日3組まで。狭き門とくじけず、訪れる価値のある店です。

「古江駅」から徒歩5分。緑に囲まれた閑静な住宅街に、ミシュランガイド広島で星を獲得した名店【ル・ジャルダン　グルマン】があります。オーナーシェフの小山賢一氏は3年間の渡欧経験でフレンチの伝統的な技法を習得。この技をベースに地場を中心とした国産食材の“地力”を前面に押し出した料理が、広島のフレンチファンのみならず、舌の肥えた県外の食通をも魅了しています。メニューはコースのみで、いずれも珠玉の逸品ですが、おすすめは『自家菜園の野菜を使ったサラダ』。ゲートから店の入口まで続く自家菜園で収穫された旬の野菜やハーブをふんだんに盛り込んだ一皿を通して、“五感”で四季の移ろいを体感してみてはいかがでしょうか。

銀山町駅すぐのところにひっそりと佇む【日本料理　山】。店主の山和典氏は、日本料理界の重鎮・神田川俊郎氏のもとで修業を積み、現在は西日本料理研究会の会長も務める日本料理の名匠です。予約が入ってから時季やゲストの嗜好に合わせて食材を仕入れるため、1日の来店者数を絞り完全予約制に。「料理は素材の質で決まる」という矜持を持ち、厳選された食材の魅力を最大限に引き出す山氏の卓越した職人技は、まさに日本料理の真髄です。また、2018年には「ミシュランガイド広島・愛媛」にも掲載。こだわりの日本酒と共に、四季折々の風情薫る逸品に酔いしれる本物志向の食通たちが、今宵も集います。

和食の板前から料理人生をスタートしたオーナーシェフは、和とイタリアンが融合した独自の世界観の創作イタリアンを提供。ポリシーは医食同源。「野菜を主役にさまざまな素材のよさを引き出し、おいしくて体によいものを」というコンセプトは、オープン以来大人気。また、オーナーはシニアフードアドバイザーなど栄養や食に関する多くの資格を保持。ゲストの予約時に「苦手な食材やアレルギーがあるか？」「体調の悩みはないか？」などを問い、それに合わせたレシピを創作（夜は完全予約制）。過去2回刊行された「広島ミシュランガイド」にも掲載されました。お店は福山市中心部から少し離れた閑静な立地。ランチタイムも大賑わいです。

広島電鉄の「中電電停」を降りてすぐの場所にある【鉄板焼・お好み焼 花子本店】。東京にも進出し、東京版ミシュランガイドにも掲載された有名店の本店です。看板メニューは所在地から命名したオリジナルの「国泰寺焼き」。特注の細麺が香りの良いラードで炒められているので、パリパリサクサクした食感がヤミツキに。ボリュームたっぷりなのに、あっさりとした味わいなのでペロリと食べられてしまうのが不思議！ほかにも、広島風お好み焼きや一品メニューが充実。30名近くが利用できる掘りごたつの宴会場やカラオケルームがあるので、宴会にも利用できるのがうれしい。

『ミシュランガイド広島』で一つ星を獲得し、名実ともに広島のトップレストランのひとつになった【hiroto】。それから約4年経った現在、店は新たなステージに向かおうとしています。それは改めて食材と向き合うこと。これまである意味ブランド志向的に仕入れてきた食材を、産地へ足を運び、生産者の話に耳を傾け自ら納得した上で仕入れるように。少しずつですが、食材への接し方を変えてきました。それは素材の持ち味をいかすシェフの根幹を刺激し、さらなる美味しさの追求への第一歩に。無論、瀟洒な店の雰囲気や、ブルゴーニュを中心とした類い稀なワインセレクトは以前と変わらぬまま。今後も広島の名フレンチから目が離せそうにありません。

「ANAクラウンプラザホテル広島別館」1階にある鉄板焼料理店【鉄板焼　愛宕】。瀬戸内の海の幸や黒毛和牛などの上質な食材をシンプルかつ繊細なお料理で楽しむことができるお店です。「お客さまを目でも楽しませる」ことをテーマに、腕利きシェフがゲストの目の前でおもてなし。鉄板の上で食材が料理へと変貌を遂げる瞬間やシェフの巧な技に感動したあとに堪能する料理。目でも舌でも楽しませるおもてなしこそ、鉄板焼の醍醐味です。記念日などのデートや、接待・顔合わせなどの特別な日の食事におすすめです。五感を満たす至福のひとときを、大切な方とともに味わってみませんか。