東京やイタリア各地で修業したオーナーシェフの田中氏が、故郷の富山に戻って店を開いたのは2013年のこと。素材と真剣に向き合い、その持ち味を最大限に引き出す技が、食通たちを虜にしています。なかでも注目すべきは、絶妙の火入れや塩加減で食材に魂を吹き込む炭火焼。シンプルだからこそ一切ごまかしの利かない料理に、卓越した実力とセンスがうかがえます。常に探求心を忘れない姿勢も魅力。意外な食材や斬新な発想を取り入れ、独創的な一皿で驚かせてくれます。大人の食堂をイメージした店内は、余計な装飾のないすっきりとしたモダンな空間。気負わずにくつろげる雰囲気も心地よく、県外から足を運ぶファンが多いのも納得です。