土地が生む食材と、それを慈しんでつくる料理。地産地消の究極のカタチをひたむきに追い求め、「名古屋料理」とも呼ぶべき独自の皿を供するのが、池下の【蓬左茶寮】。日本料理に加え、フレンチなどの技にも秀でる店主の松本さんが、地物×季節の素材を用いて、新時代の日本料理を披露しています。店主が中京圏の隅々にまで足を運び、生産者との絆を育んで集めた食材は超一級。それらの頂点の旨みを引き出して紡ぐ皿は、驚きと喜びに満ちます。品書きは昼・夜とも完全予約制の会席料理。多彩な日本酒や店主厳選のワインが良き友となり、〆は釜炊きのごはんの煮えばなを味わえ、新しい味覚体験に。温かなホスピタリティも忘れえぬ素晴らしさです。
河原町・三条徒歩5分。京料理に、フレンチの遊び心を織り交ぜて