「茶室」のグルメ・レストラン検索結果一覧

上海出身の料理長による本場の味を提供する【維新號　點心茶室】。庭園を望む開放感ある上品な空間で、上海料理をベースとした本格中華料理を堪能できます。ランチタイムは女子会や同窓会、ディナーは接待や祝いの席での会食など、幅広いシーンに寄り添います。『黒酢の酢豚』や『海老のチリソース』といった馴染みのある料理はもちろん、親鳥から製品に至るまで一括管理で育てられた、『北京ダック』や、日本近海で獲れた「ヨシキリ鮫の尾ビレ」を使用した『フカヒレ姿煮』など、高級食材もいただけます。28種の『点心』も美味。完全個室もあり、ビジネスにもプライベートにも便利です。貸切パーティーも相談できる、頼りになる一軒です。

今まさにこの時という言葉から生まれた【即今】。コンセプトは「自分らしいお茶のスタイルを楽しめる店」。茶道の形式美に似通う日本のBarシーンと融合し、形式を楽しみながらも形式にこだわらない茶懐石が楽しめる創作和食料理店です。店内には小間２つと広間１つの茶室があり、お茶を点ててもらうことも自身で点てることもできます。濃茶、薄茶を食前食後、味わいたい時に味わえ、茶室の襖を開ければ隠れたバーカウンター。和服のバーテンダーがつくる抹茶や日本文化をベースとしたオリジナルカクテルを楽しみながら、旬の食材から季節を感じられる茶懐石を味わえます。予約時の要望に応じて精進料理や洋食等のアレンジにも対応しています。

堺市の名所「反正天皇陵」を一望できる落ち着きのある和しつらえの店内は、ショップ、お茶処、工房、茶室、ホールがある広々とした空間です。名物は、国際的にもおいしさが認められたカステラ『黄金の哲学』。風味豊かなしっとりとした食感は、長く多くの人に愛されています。フランスのコンテストで金賞を受賞した熊代宰典氏やその技を伝授された若い職人たちが腕を振るいつくられるお菓子たち。和菓子、洋菓子のどちらも学んだ経験から生まれた新感覚の品々が提供されています。自然光が降り注ぐお茶処【利休】で、日本庭園を眺めながらゆったりとくつろぎのひとときを楽しんでみてはいかが。

和食と日本酒が楽しめる【料理茶屋　乃可勢】。茶室のような落ち着いた雰囲気で、ゆったりくつろぎながら過ごせるお店です。四季折々の旬の魚介を「刺身」のほか、「揚げ」、「焼き」、「煮る」など、さまざまな調理法を用いてこだわりの一皿に仕上げています。仕入れによって料理が異なるので、訪れるたびに新しい味わいにも出合えるハズ。全国各地から取り寄せた美酒を片手に、心ゆくまでおいしい料理をいただけます。ビール、ハイボールなどアルコールも多彩にあり、お酒好きな方にもオススメ。肩肘はらず気軽に訪れられるので、“お一人さま”や家族との食事、普段遣いのほか、記念日のデートなどにもピッタリです。

赤坂駅6分、江戸前鮨の特徴であるネタとシャリに徹底的なこだわりを持つ【奥赤坂　鮨　淡師】。品書きは日替わりの『OMAKASEコース』一本。主に五島列島から直送されたネタを使用。ネタの温度管理・熟成にも力を入れるだけでなく、一層の旨味を引き出すために、自家製の醤油や酢を使用。新・旧の技を掛け合わせた極上の江戸前鮨は、一貫一貫大将の丁寧な熟練の技術を物語ります。食後は、茶室で茶道資格保持者による女将が抹茶や和菓子でおもてなし。英語対応可能なため、日本人はもちろん、海外の方も安心して食事をご満喫いただけます。日本の伝統・文化を直接肌で体験する、特別な一時。日本の四季と文化をここ赤坂でお楽しみください。

福岡の地で30年以上の歴史を持つ【日本料理　たはら】。50年のキャリアを持つ料理人・田原達雄氏が送るのは、四季折々の食材を用いた「お客さまの心に残る料理」。食材は旬の時期の「ふぐ」を中心に、築地から直送された「本マグロ」を始め、持ち山から収穫した「野菜」や「山菜」など自然の恵みをお皿の上で表現。お酒は日本酒を中心に、日本料理に合うワインの用意もございます。9席のカウンター席と7部屋の個室を用意し、カウンター席では料理人と談笑しながらお食事を、個室席では結納やお見合いなど、さまざまなご利用が可能なお店です。大切な日のお祝いに、あるいは普段使いのお食事に。ぜひ1度訪れてみてはいかがでしょう。

【八万ぼり】では、旬の素材にきめ細やかな技で巧みにほどこした日本の滋味を、心からのおもてなしとともに、存分にお楽しみください。日本庭園の見えるお席のほか、和のしつらえが落ち着く和室や茶室をご用意いたします。大きな窓から差し込むやさしい光、落ち着いた雰囲気の中でゆったりとお食事が楽しめます。

1981年、出張専門の茶懐石料理店として創業した【上京】。その伝統を受け継ぐ2代目が、2020年2月に新たな割烹をオープンしました。京都で200年以上続く表千家御用達の名店で修業したとあって、その腕前は秀逸。本枯節を毎日削って丁寧に出汁をとり、四季折々の食材と真剣に向き合いながら、素材本来の美味しさを極限まで導き出します。彩り豊かな八寸やメインとなる煮物椀、炊き合せなど、どの料理も滋味にあふれ、奥深い味わい。最後に供される茶菓子と抹茶が、食事を上品に締めくくります。無駄な装飾を省いた店内は、茶室を思わせる落ち着いた雰囲気。茶道に基づくもてなしの心を感じながら、日本の伝統文化に触れてみませんか？

湖月亭が店を構えるのは石巻市の北部、ゆったりと流れる北上川や四季折々に美しい上品山など山紫水明に富んだ河北地域。湖月亭ではこの地域が育んだ豊かな食材を使った季節感あふれる和食を提供しています。炊いたご飯の上に、北上川を遡上する鮭の身とイクラ（はらこ）をのせた河北名物・はらこ飯、野点風の弁当箱に入った雅な季節のお弁当、国産うなぎにこだわったうなぎせいろ蒸し、旬の魚や山菜、野菜などを煮物や焼き物、天ぷらなどにふんだんに取り入れたコース料理など、上品で満足度も高いメニューは冠婚葬祭や接待にもおすすめ。花咲く庭を眺めながら、心づくしの和の膳を優雅にいただくひとときを過ごしてみませんか。

ごだんとは後段の茶事から。正式なお茶会のあとの少し寛いだ一席、というような意味でしょうか。主人・宮澤政人さんが、かの名店【じき宮ざわ】を弟子に託し、【ごだん宮ざわ】を開店したのは2014年のこと。『おまかせ』でその日その日の旬を楽しませくれます。茶懐石の出張料理店などでみっちり修業した宮澤さんの料理は、素材の風味を素直に生かすことを追求しながら、素材と素材の採り合わせ、料理法などに独自の工夫が施されているのが特色。和洋の骨董の器などに端正に盛り付けられます。茶室を思わせる空間はほどよい緊張感と上質の快さを併せ持ち、窯炊きのご飯、宮澤さん自らのお点前による抹茶とお菓子まで、静かな感動が続きます。

茶懐石。そう言うとどうしても構えてしまうかもしれませんが、この店に緊張は必要ありません。この道50年になる店主の中川俊行氏は、「気張らずに楽しんでほしい。お子さんも歓迎ですし、とにかく食の時間を楽しんでいただければ」と言い、ゲストをもてなします。その一方で料理はひたすらに基本に忠実。炊き合わせにせよ煮物椀にせよ、どれも出汁や食材の滋味が引き出され、優しくも力強い味わいが楽しめます。「古典的な調理法を中心にして料理をおつくりし、お客様をおもてなしたいと思っています」。骨董品や現代作家の器に盛られた料理は、一見シンプル。しかし、その奥には、この道50年になる中川氏の矜持は込められているのです。

平安神宮の大鳥居から続く神宮道の坂を少し上り、歴史深い青蓮院門跡のほど近くで、2021年4月開店した【月おか】。大将は月岡正範。その名前を聞いてピン！と来る人も多いでしょう。そう、滋賀県・草津でランチの予約は2年先まで埋まっているという、人気店【滋味 康月】の初代大将その人です。店を譲り、日本の食文化を世界に広めたいとニューヨークに渡るも、コロナ禍のため断念。その熱き思いを胸に、開店したのがこのお店です。自ら野山に分け入り、畑に出向いて食材を調達。それらを丹精込めて料理する。器や食材一つ一つとっても日本には素晴らしい文化がある。そこには“馳走”という日本本来の食文化の姿を垣間見ることができます。

選りすぐりの季節の素材を、料理人の磨き抜かれた技で巧みに調理し、そのうまさを最大限に引き出した懐石料理としゃぶしゃぶを提供する店【久壺庵】。独自の流通により提供する鮮度抜群の黒毛牝和牛しゃぶしゃぶは、とろける味わい。また厳選された新鮮な季節の魚介を贅沢に使った海鮮しゃぶしゃぶや旬の懐石は、どれも目に鮮やか、舌が喜ぶ珠玉の品々です。店は大阪難波の中心地にありながら、静かな和の佇まい。茶室や数寄屋造りの個室もあり、落ち着いてゆっくりお食事ができます。古来お客様のために心を砕き方々を奔走して材料を寄せ調理したことから「御奔走」と呼ばれた茶事の「懐石料理」。その心を今も大切に受け継いでいるお店です。

白金台の裏路地にある隠れ家レストラン【RAMA　白金】。イタリアンと和の融合をテーマに、馴染みの味でありながらも斬新さを感じる「モダンイタリアン」を堪能できるお店です。大切な人との特別な時間や、日常における贅沢なひと時に、気軽に立ち寄れる雰囲気とその味わいで、多くの人を魅了してきました。シェフを囲むように、美しく弧を描いたカウンター8席のみの特別な空間で、2人のシェフが奏でる息のあったコンビネーション。音や香り、目で見る臨場感を楽しみ、イタリアンの枠を超えた珠玉の一皿を前に心躍るようです。まるでシェフのキッチンに遊びにきたような「シェフズテーブル」で、至福のひと時を過してみてはいかがでしょう。

四谷の路地裏に静かに佇む【木挽町 大野】。戦後まもなく、銀座「木挽町」と呼ばれる場所に料亭として誕生しました。その名残を店名に、四谷に移った今もなお、多くの人に愛され続けるお店です。濃茶をいただく為の料理を源ととする茶懐石料理。“食事と共に、茶の湯の雰囲気を気軽に臆せず愉しんでほしい”と供される料理は、「一汁三菜」を基本に、四季折々の食材をいかした至福の逸品ばかり。ふんわり漂う昆布出汁の香りや、炊きたてのご飯の香りもご馳走に。食後、店主がサービスで点ててくれる薄茶をいただきながら、一日一組だけの特別な空間で、忘れていた大切な何かを思いだす…。そんな素敵な時間、過ごしてみてはいかがでしょう。

「沖縄とヤマトの出会う処」をコンセプトに誕生した【沖縄懐石　赤坂潭亭】。沖縄の食材を使い、沖縄の料理を基にしながら、日々進化を遂げています。料理は、ミシュラン7年連続で星を獲得する実力を持つ沖縄懐石。伝統を守りつつも、シェフ独自のアプローチによる新しさを楽しめます。また、蔵元から直接仕入れた希少な泡盛や30年以上熟成させた貴重な古酒は、その日の気分や好みに合わせて堪能。飲み比べやペアリングを通じて、泡盛の奥深い世界を探求できます。全室個室の隠れ家的空間で、接待や記念日、ハレの日など特別な一日を過ごせる贅沢。家族や友人との会食、大切な人とのひとときに最高級のおもてなしを受けることができます。

天保元年（1830年）創業。代々加賀藩の御料理どころを永く勤め、藩の伝統的な料理や儀式料理を真摯に受け継いできた老舗料亭です。映画「武士の献立」も監修いたしました。100年以上の風格の客室は独自の趣を持っており、町の中心部にあるにも関わらず、閑静で接待にも大変喜ばれております。

朝採りや露地栽培の野菜を仕入れるなど、旬の食材を生かした「昭和モダン」を掲げる【割烹　懐石　泉亭】。先代は、昭和・平成両天皇陛下に、料理を作った事もある達人。伝統の茶懐石の技と、心をもってお客様をお迎えしています。伝統の日本料理に進化する時代の味付けを加え、互いのよいところを引き出した「昭和モダン」の絶妙な味わいを目指し、食べやすく、美味しい料理を提供しています。料亭ではなく料理屋。単品にもおすすめは多いですが、旬の素材を味わい尽くすには、季節ごとの『コース料理』がお勧めです。食事会や特別な行事、接待などにも向いています。夜予約のお客様は全て個室対応。店のロケーションは正に隠れ家です。

札幌・すすきので古くから伝統ある日本料理店『杉ノ目』。 大正4年に造られたの石蔵の中で北海道料理を存分に堪能して頂けます。
北海道の代表的な味覚である蟹をはじめ、旬の道産食材をふんだんに使用。「とにかく蟹料理を堪能したい方」には杉ノ目特製蟹会席がお薦めです。
「北海道の食材を一通り堪能したい方」には郷土会席がお薦め。
単品メニューもあり、料理長厳選の新鮮な食材をその日にしか味わえない一品としてご提供。札幌軟石造りの蔵の店内には、北海道らしいアイヌ文化の歴史ある骨董品を配した、一風変わった個室もご用意しております。
どうぞごゆるりとお寛ぎくださいませ。

味覚はもちろん、視覚、嗅覚、聴覚、触覚の五感すべてを使って楽しめる進化系創作カクテルバー【CRAFT　COCKTAIL　TOKYO】。確かな腕を持つバーテンダーが、お客様の目の前で「見て、飲んで、食べて、楽しい」至高の一杯へと仕上げます。新感覚エンターテイメントをぜひご体感ください。

【てんぷら 成生】では天ぷらの概念が覆されるかもしれません。低温で茹でるように、鍋肌で焼き切るように、高温で瞬間的に。粉と油を自在に操り、無数のバリエーションで天ぷらを揚げる店主・志村剛生氏。その根底を、【サスエ前田魚店】の鮮魚や店主自らが見つけ出す地元の野菜をはじめとした静岡の素晴らしい旬の食材が支えます。店は2021年3月、500坪の庭園を備えた重厚な建物に移転。四季折々の表情を見せる庭園を眺めつつ、季節感を伝える食材を味わう。食の楽しみを改めて伝えてくれる稀代の名店です。

大磯の高級住宅街にひっそり店を構える【ひろ巳亭】はまさに知る人ぞ知る隠れ家的レストランです。お客様にゆったりお食事をして頂く為、お席はカウンター6席のみ。一流の店で豊富なキャリアを持つオーナーが目の前の鉄板で調理します。そしてお食事の後は、うっすら明かりのともる喫茶室へ。心安らぐ雰囲気の中、オーナーこだわりの自家製デザートをご堪能下さい。

(申し訳ございませんが未就学児のお客様はご遠慮させて頂きます。）

新宿歌舞伎町のとあるビルの地下1階。都会の喧騒を忘れさせてくれる場所【和（ナゴミ）~nagomi~】。店内は和を感じさせる落ち着いたイメージの空間。煌びやかな着物のディスプレイや、円窓など、至る箇所で和の趣きを楽しめます。店内にはカウンター席に加えて、ほっこりとくつろげるこたつ席も完備。訪れる人々に、店名さながら一時の“和み”を与えてくれます。新宿三丁目駅をはじめ、各駅からのアクセスも良好。地下という隠れ家感もあり、同僚や友人との気兼ねない一杯にもオススメです。新宿歌舞伎町の一角で、ほっと一息つけるスポット。のんびりとリラックスしつつ、お酒を楽しんでみませんか。

白金の住宅地にあり、控え目な行燈と暖簾に気付かなければ、通り過ぎてしまいそうな民家の佇まい。まさに知る人ぞ知る、隠れ家的な料理店の代表です。旬の魚介と産地直送の野菜を中心に、なかなか口にすることのできない食材や手間ひまかけた料理を気軽に味わえます。竹に囲まれた和風の一軒家で、一見敷居が高そうですが、居酒屋の気軽さで、料亭の味わいを楽しめる、居酒屋でもない、料亭でもない、新しいコンセプトがウリです。吹き抜けになった店内は、京都を感じさせる空間。広いカウンターの他に、掘りごたつ式の座敷があります。モダンな内装の個室は会食や接待などにおすすめ。大切な人と大切な時間を過ごすには最適の店です。

銀座のビルの一角に佇む【割烹　燈明】。7席の小さな空間で提供されるのは、季節のおまかせコースです。その日仕入れた素材と対峙し、その魅力を最大限に引き出す調理法で仕上げた料理を堪能できます。食材は、国産天然のものにこだわるほか、南北に長い日本列島の旬を意識して厳選。素材本来の味を活かすことに力を注いでいます。合わせるお酒は、日本酒や熟成古酒ワインがオススメ。お酒が苦手でも楽しめるようにと、手づくりのノンアルコールクラフトドリンクも用意されています。店内は、凛とした佇まいながらも、ゲストに寄り添う温かなもてなしが息づく空間。日本の料理を味わう幸せに、改めて気づかせてくれることでしょう。

京都高瀬川ほとりにて昭和3年創業の【魚菴たん熊北店】の東京店は東京ドームホテル内、広々したフロアに200席を備えた都内最大級の京料理店。ドームと遊園地のダイナミックな景観を楽しみながら、老舗の味を堪能できます。伝統の『すっぽん丸鍋』をはじめとする京料理会席のメインダイニングのほか、「鉄板焼」「天婦羅」「寿司」エリアを備え、国内外観光客を含めたホテルを訪れる多様なゲストのニーズに応えています。436名まで対応可能な大小6つの個室と茶室「熊筌亭」は公私の会食や接待に最適。ホテルレストランなので普段のプライベートな食事にも利用しやすく、肩ひじ張らずに京料理を体験できる場としてもおすすめです。

“煮物の神様”と謳われた創業者 御代川鯉之助の味を受け継ぐ、老舗【鎌倉　御代川】。懐石料理・しゃぶしゃぶ・ステーキを中心に、出汁が効いた上質な和食を堪能できます。地元・葉山が生んだ黒毛和牛「葉山牛」など厳選した国産素材を使用。素材の旨みを素直に楽しめるよう、今日も料理人たちが手間を惜しまず丁寧な調理を施しています。創業当時の味を守った『煮物』は、ほんのり甘く優しい味わい。その味を求め、創業当初からの常連客も全国にいるそうです。基本の味を守りながら革新への挑戦も惜しまぬ姿が、時代を超えて愛され続けるワンランク上の一軒。個室もあり、接待や会食にも最適です。

「ミシュランガイド福岡・佐賀2014」にて、2店しか成し得なかった三ツ星獲得。その店のひとつが【鮨行天】です。店主・行天健二氏は、鮨屋の家系に生まれ、常に鮨が生活の一部であったといいます。それでもこの世界に身を置くことには悩み、自分探しの海外生活を経た後、最終的には鮨で生きていくことを決意。その後、日本を代表する名店で修業を積み、そこから独自の鮨を追求していきます。今では美食家をして唯一無二の味と言わしめるその握りは、ゲストとの間合いを計り、ここぞのタイミングで差し出され、口に含んだ瞬間にシャリとネタが渾然一体になると評判。氏が全身全霊で紡ぐ鮨という芸術は、福岡の美食を語る上で外せない一軒です。

白い暖簾をくぐると、打ち水のされた石畳が奥へと伸び、一気に静けさに包まれます。ここ【一子相伝 なかむら】は、ミシュランで6年連続三ツ星を獲得するなど、世界が認める名店。創業は文化文政の頃で、ぐじや鯖などを若狭から鯖街道を通じて京へ運び、公卿らに供したのに始まるといいます。以来、『ぐじの酒焼き』『白味噌雑煮』に代表される一子相伝の味わいや一期一会のもてなしを、六代に渡り受け継いできました。『おまかせ季節のお料理』は、決して華美に走らず、素材の味・色・香りを相乗効果により引き立たせることに重点が置かれ、器との調和も見事。素朴さと研ぎ澄まされた感性、技との調和が感動的です。

麻布十番の路地裏にある割烹【哲庵】。7年連続のミシュラン星獲得など、美食家たちの中で注目を集め続けている一軒でありながら決して探求心を忘れず、日々変わらない凛とした佇まいで出迎えてくれます。店主の後藤氏が一人で切り盛りする9席の小さな空間で供されるのは、月替わりの季節の料理。茶懐石から学んだという、限られた空間で「侘び、寂び」を表現し、薄化粧で素材本来の味を活かすことに力を注いでいます。目利きの力に感動し、食材の宝庫である日本の豊かさを感じることができる幸せ。何度足を運んでも、驚きは尽きません。料理と向き合うだけでお腹も心も存分に満たされる、充足感に満ちたひとときを過ごせることでしょう。