松阪を発祥とする鶏焼肉。その新しい形態として生まれたのが【一鳥目 とり松】だ。「コース仕立てにして肉はスタッフが焼いています」と語るのは佐藤拓弥総料理長。西麻布【焼肉うし松】で料理長を務めていた彼が、鶏肉に目覚めたのは【南青山 七鳥目】で食べた鶏の旨さに感動してのことだとか。店で扱うのは、旨み成分が多く肉質に締まりがありながら柔らかい黒さつま鶏。コースではその各部位を塩、タレ、味噌の3種で提供するほか合間には鶏ユッケを巻いた『鶏たくの手巻き』やミニパンケーキにチキンカツを挟んだ『とり松グリドル』などの鶏料理も登場。最後まで舌を飽きさせない。〆の親子丼も【南青山 七鳥目】直伝の逸品だ。