「鮨や天ぷらと同様、焼鳥も江戸時代から続く食文化。本物の焼鳥を世界に広めたい」とグローバルな視点をもつ【鳥しき】池川氏は、素材へのこだわりや串の打ち方、火入れの極意まで、積極的に若手に受け継ぎ、焼鳥という食文化の底上げを担う第一人者。なかでもおいしさのカギとなる“火入れの極意”とは、強火に串を近づけて肉の表面を素早く焼くことで旨みを逃がさない“近火の強火”だそう。焼き場を囲むカウンター席からは、食欲をそそる炭の香りと、団扇で風を送って炭火を操る池川氏の姿も楽しめます。串は「おまかせ」ですがコースではないため、満腹の23本前でストップを伝え、ぜひ〆は一番人気の『親子丼』をご賞味ください。