松濤で3カ月期間限定のレストランとして大反響を呼んだフランス料理店【TOUMIN】が、西麻布の閑静な場所に舞台を移し、新たな幕を開けました。名だたるフランス料理店で研鑽を積んだ井口和哉氏が手掛ける料理は、身体想いでオリジナリティに溢れています。発酵や塩漬けなど“冬眠”させることで、それぞれの食材の魅力をアップ。そこに旬のフレッシュな食材を組み合わせた一皿は、時間や季節を超えた新たな出会いに驚かされます。月替わりのコースは、スペシャリテの『エチュベ』を含む11品で構成。ナチュラルさと和が共存する空間は非常に居心地よく、目の前で料理を仕上げるプレゼンテーションも楽しみのひとつです。