今や押しも押されぬ博多名物であり、庶民に愛される味といえばもつ鍋。なかでも地元のタクシー運転手であれば十中八九が店の名前だけで場所がわかるという人気店が【もつ幸】です。1978年創業、元は夫婦二人ではじめた小さな店のもつ鍋は、他店が醤油ベースや塩ベースのスープで味わうのに対し、鶏ガラスープで煮た具材を自家製の酢醤油で味わうオリジナルスタイル。40年近く愛されるその味わいは、今なお色褪せることなく、二代目・松尾一豪氏が受け継ぎ、人々を魅了し続けています。小腸、センマイ、赤センマイ、ハツの4種を使用し、餃子の皮を浮かべた鍋。さらに〆は大量のごまを投入したちゃんぽんと、何から何まで独創的なもつ鍋を、ぜひ。