1935年創業の食堂を前身とする【洋食屋 ふじ家】。親子三代に渡って続くその店の名を継承する形で、4代目にあたる藤原哲也氏が2003年にオープンしたのが【Fujiya1935】です。ただし、ここで味わえるのは洋食ではなくイノベーティブな料理。藤原氏は、スペイン・カタルーニャにある、シェフが脳神経外科医としても知られる【レスグアルド】の出身。そこで学んだ「舌で感じた味を脳で集約し、そこに食べ手の経験や知識が結びついて人は始めて美味しいと感じる」という教えを活かし、「季節と記憶の食卓」をコンセプトとした料理を提供しています。料理を味わうまでのアプローチにもこだわった店は、【Fujiya1935】の世界観が満ち溢れています。