扉を開けると、迎えてくれるのはジャコメッティやレオナール・フジタの絵画。ピエール・ジャンヌレの椅子がさりげなく置かれたサロンスペースを通り抜け、奥のダイニング・カウンターへ足を運べば真っ白な大理石カウンターが登場します。厨房を仕切るのは【ビオディナミコ】でシェフをつとめた湯浅一生氏。伝統的なイタリアンを日本という風土を生かし進化させ、従来のイタリアンという幅を軽々と超えた自由でのびやかな料理は、ブルゴーニュを中心に世界各国より厳選したワインとともにゆっくり楽しむのがおすすめです。古今東西、時空を超えた本物のアートピースに囲まれた邸宅のようなレストランで、洗練のひとときをどうぞ。