ご主人の増田励さんは、世界が認める江戸前鮨の名店【すきやばし次郎】で修業すること9年。その間、合間を縫っては魚河岸で働き魚を見る目を養い、33歳で独立。表参道に【鮨ます田】の暖簾を掲げました。その後、国内外のホテルの鮨店をプロデュースするなど活躍の場を広げる中、2019年に店を一旦閉め、3年間の充電期間を経て今年1月、同じ表参道の地で再開を果たしました。店内は、檜の一枚板のカウンターも清々しい静謐な空間。凛とした趣の中、繰り出されるは趣向を凝らした酒肴や伝統の仕事ぶりが光る江戸前鮨の数々。中でも、日々〆め加減を調整するコハダとカリスマ仲卸「やま幸」から仕入れる天然本鮪は増田さん肝入りの逸品。