「旬の食材の魅力を最大限に活かすというゴールに向かってつねに探求する、それが寿司職人」。そう語るのは、【鮨 さいとう】の店主・齋藤孝司氏。余計なものが一切無い、白木の一枚板カウンター席のみを設けたシンプルな店内は、どの席からも店主の技術を垣間見ながら、寿司はもちろん会話も楽しめます。「ミシュランガイド東京」で6年連続、3つ星を獲得している名店中の名店でありながらも、店主の温かい人柄で、背伸びせず気軽に満喫できる雰囲気も魅力。メニューは「おまかせコース」のみで、煮る、蒸す、炙る、漬けといったシンプルな技法を用いた逸品は、そのどれもが丁寧で繊細な味わい。まさに寿司の真骨頂を堪能できる一軒です。