「福岡　ミシュラン　テイクアウト」のグルメ・レストラン検索結果一覧

幻のブランド牛とも呼ばれる地元産「筑穂牛」を、ステーキ、しゃぶしゃぶといったシンプルな調理法で提供する【あかね荘】。市内から離れた山里にありながら、しっかり焼いても柔らかく、舌でとろける筑穂牛の味わいを求めて、遠方からもたくさんの食通が訪れます。50年以上にわたって親子3代で営まれてきた同店は、一見普通の家屋と間違えてしまいそうな素朴な外観で、個室の客席は畳敷き。古き好き昭和の旅館のような佇まいに、つい長居する人も多いとか。そんなアットホームな雰囲気のなか、数多の肉好きを唸らせてきた肉料理をリーズナブルな価格で楽しめるとあって、子どもからお年寄りまで、幅広い層から愛されているお店です。

博多キャナルシティすぐそば、那珂川を一望する場所に食とエンターテインメントの融合施設「010ビル」が開業。その1Fに構えるのは、福岡・佐賀版ミシュランガイドで星付きレストランに選ばれた【ラ メゾン ドゥ ラ ナチュール ゴウ】を閉め、同ビル3Fに新たにオープンした【Goh】オーナーシェフ・福山剛氏と、「アジアのベストレストラン50」で4度の1位に輝いた【ガガン】オーナーシェフ、ガガン・アナンド氏がタッグを組んだコラボレーションレストラン。フレンチをベースにした斬新で独創的な福山氏のアイディアと、インド料理のスパイスと自由な発想のガガン氏が生み出す料理を、アラカルトでカジュアルに楽しめます。

パリで一ツ星を獲得した吉武広樹氏が、2018年12月、博多港のフェリー乗り場の目の前にオープンした【Restaurant Sola】。パリジャンの舌を唸らせてきた吉武氏の料理は、ここ福岡で新たなベクトルを示しています。それは「価値のないものに新たな価値を見出すこと」。たとえば、料理の火入れに使う薪。これは2017年に豪雨で甚大な被害に合った福岡県朝倉市から調達しているそうで、災害ゴミとして街に散乱する樹木に吉武氏は薪としての役割を見出したのだそう。高級な食材を使わず、あえてどこにでも手に入る身近な食材を使うのも吉武氏のスタイル。フランス時代から変わらない、自由度の高い料理はここ福岡でも健在です。

「ミシュランガイド福岡」で二つ星を獲得する、フグの名店【油山山荘】の女将・渡辺史氏が自身の集大成として中洲に開店した【西中洲　檸】。フグと白子を一年中堪能できる割烹料亭です。中でも白子は生や焼きだけでなく、スープ仕立てやウニのムース、旬の食材と組み合わせるなど、様々な趣向を凝らした一品料理として楽しめるのが専門店ならでは。きき酒師である女将が全国各地から集めた希少な美酒の中から提案する、各料理にぴったりのアルコールペアリングと共に味わうのが醍醐味です。中洲川を見渡せる個室を完備しているので、接待やデート、観光での利用にも最適。細やかなもてなしが光る一軒で、美食に憩うひとときを過ごしてみては。

紺屋町通りの細い路地を奥へ奥へ進んだところにひっそりとたたずむ『寺田屋』。「地元の食材を使った料理で、博多にしかない居酒屋」という店主のこだわりが詰まったお料理と、お酒が楽しめるお店です。店内は、寺田屋こだわりのおばんざいが並ぶカウンター席、2階には8名まで入れるお座敷が2部屋あります。ミシュランガイドのビブグルマン獲得した、名店で博多の味を堪能してみてはいかがでしょうか。

「ミシュランガイド福岡・佐賀2014」にて、2店しか成し得なかった三ツ星獲得。その店のひとつが【鮨行天】です。店主・行天健二氏は、鮨屋の家系に生まれ、常に鮨が生活の一部であったといいます。それでもこの世界に身を置くことには悩み、自分探しの海外生活を経た後、最終的には鮨で生きていくことを決意。その後、日本を代表する名店で修業を積み、そこから独自の鮨を追求していきます。今では美食家をして唯一無二の味と言わしめるその握りは、ゲストとの間合いを計り、ここぞのタイミングで差し出され、口に含んだ瞬間にシャリとネタが渾然一体になると評判。氏が全身全霊で紡ぐ鮨という芸術は、福岡の美食を語る上で外せない一軒です。